伊那市

たき火通信 其の百十七

更新日:2020年4月23日

令和の時代の新しいバイパス

 駒ヶ根市北ノ原から宮田村の東を通り、西春近下牧で天竜川を渡河、東春近田原から大沢川に沿って富県、原新田を抜け、榛原河川公園上流で三峰川を渡り、伊那市青島付近で伊那バイパスに結節する延長11.6kmの国道153号バイパスが「伊駒アルプスロード」です。このバイパスがこの3月末に、長大なハイピア橋梁、軟弱地盤地域、急流河川の天竜川渡河など、極めて高度な技術力を要するとして国の権限代行事業に決まりました。国の権限代行事業となれば工事の進捗も迅速に、またリニア中央新幹線開通に標準を合わせた世紀の大事業が始まることになります。
 今回の決定に至るまで、地元選出の国会議員・財務省・国土交通省・長野県など、毎年何度も訪問し、「伊駒アルプスロード」建設の重要性、必要性の説明や要望活動を繰り返してきました。この10数年の間には、市役所の建設担当も変わり、国県の技監・局長・審議官・部長・課長も毎年のように変わりました。薄氷を踏みながらも上手にバトンが繋がったと言えます。

 私はバイパスの建設には二つのお願いをしようと考えています。それは「機能」と「景観」です。「機能」とは「本来バイパスは従来の幹線道路を補完する役割」がありますから、交差点が多く信号機だらけではバイパスの価値が落ちてしまいます。時間の短縮にもなりません。安全に車の流れの良い道路建設のお願いです。「景観」にも拘っています。前述のとおり、伊駒アルプスロードは田園地帯を通ります。中央アルプスの山岳景観に加えて、伊那市の穀倉地帯を走ります。田園景観も壊してはいけません。道路ができると両脇に商業施設や娯楽施設が、雨後の竹の子のように林立する例に倣ってはいけません。さらに敷衍するなら、三峰川を渡る橋も、天竜川を跨ぐ橋も、どこにもありがちな橋ではなく、極力景観に配慮したデザイン性の高いものを造って欲しいと思います。こうしたお願いです。
 
 伊那は山岳景観も田園風景も、それに橋のデザインまでも拘る地域で、景観を語らせればまさに日本のモデル地方都市だと言える事業にしたいのです。

伊駒アルプスロード地図 未来への投資 伊駒アルプスロード

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