伊那市

たき火通信 其の百十九

更新日:2020年6月22日

祝 中央アルプス国定公園

カール湖の濃ヶ池と宝剣岳遠望の画像 カール湖の濃ヶ池と宝剣岳遠望

日本の自然公園には「国立公園」、「国定公園」があり、長野県には「県立自然公園」があります。「国立公園」は国(環境省)が直接管理し、その数は34ヶ所です。また「国定公園」は全国に57ヶ所あり、都道府県に管理を委託されています。そして「長野県立自然公園」は5ヶ所あります。

そうしたなか嬉しいニュースがありました。令和2年(2020年)3月27日に、中央アルプス県立公園が、国定公園に認定され格上げとなったのです。私は前々から、日本3大アルプスのひとつの中央アルプスは、3,000m級の山々が連なり、氷河期遺跡のカール地形が幾つもある高山植物が豊富な山岳として、また深田(ふかだ)久弥(きゅうや)の「日本百名山」にも2座が登場しているにも拘(かか)わらず、どうして県立公園止まりなのか不思議でなりませんでした。評価も扱いも低すぎると思っていました。

5~6年ほど前でしょうか、上伊那8市町村で構成する「上伊那広域連合」の会議のときでした。前飯島町長の高坂(こうさか)さんの「中央アルプスを国立(定?)公園にしたいのだが、一緒に取り組んで貰えないか」との発言に我が意を得たり、予(かね)てからの私の思いが重なったのです。伊那市も中央アルプス北部の将棋頭山で山域が関係しますからもちろん大賛成です。下伊那や木曽の市町村も一緒に取り組みましょうとなりました。

中央アルプスは北部の経ヶ岳(2,296m)から南の大川(おおかわ)入山(いりやま)(1,908m)まで、およそ65kmにも及ぶ長大な山脈です。特に将棋頭山から南は、日本最大の花崗岩の山塊(さんかい)と言ってもいいでしょう。それに2万年前の氷河期地形を有し、10数ヶ所のカールがあると言われています。また高山植物が豊富で、とりわけ固有種の「コマウスユキソウ」は有名です。そして一度は絶滅したライチョウが、平成30年(2018年)に駒ケ岳頂上付近で発見され、国定公園化に花を添える大きなニュースとなりました。

伊那市は、中央アルプスが国定公園になったことによって、南アルプス国立公園と三峰川水系県立自然公園の3つの自然公園を持つ山岳都市となりました。

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