伊那市

たき火通信 其の八

更新日:2014年10月1日

入舟踏切を走る飯田線

かつて、「入舟駅」がありました

飯田線

 伊那市坂下区入舟界隈(かいわい)は、私にとって仲間との赤提灯(あかちょうちん)のイメージが強い街です。その入舟には、あまり知られていない飯田線の隠れたスポットがあります。夜はなかなか目にとまりませんし、昼間でもほとんどの人は気がつきません。そこは入舟交差点の信号機を高遠方面に向かい、JR飯田線「入舟」の踏切を越えるところにあります。踏切のすぐ北側、線路の東側にコンクリートの構造物があって、南には5段ほどの階段がついています。長さは10mほどでしょうか。ここは、かつて飯田線の「駅」だったところです。伊那北駅と伊那市駅との間にはもうひとつの「入舟駅」がありました。現存するコンクリート製のホームは狭く、よくよく見なければプラットホームとは知れません。飯田線は私の好きなローカル線です。伊那北駅から伊那市駅を経由し下島駅までの間は、独特の風景をしています。両側に家の建ち並ぶ中を走ります。夕餉(ゆうげ)のころなど、食卓を囲む団らんの暖かな情景がすぐそこに見えるかのようです。線路側に干した洗濯物が風に揺れている、生活の普段のなかを走っているのが飯田線です。来年は、飯田線が全線開通して100年の年にあたるようです。少し気にしながら、往時の賑わいを想像しながら歩いてみませんか?

平成23年1月 白鳥 孝

入舟踏切の様子

普段の生活を走る飯田線

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