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たき火通信 其の百七十八

ページID:468214716

更新日:2025年6月24日

充実する伊那市の産科・婦人科

 令和8年4月から県立木曽病院では、お産の受け入れを取りやめると言うショッキングな公表がなされました。木曽谷唯一の出産のできる病院がなくなることは、地域のみなさんにとって極めて深刻な事態です。こうした状況は大町や上田など県内各地で起きています。伊那市においてはどうでしょうか。
 平成25年(2013年)、知人のK氏から「産婦人科を開業したいと言うドクターがいるけれど、一度会ってみない?」と連絡がありました。現在の「菜の花マタニティクリニック」の鈴木先生です。話は順調に進み、翌々年には伊那市日影に素敵なクリニックが開業しました。その5年後、再びK氏からの情報で開業に至ったのが、不妊治療も行う伊那市上新田の「このはなクリニック」です。各地で産婦人科が閉院している時代に、安心して出産や不妊治療、女性特有の診療のできる医院が誕生したのは伊那市にとって大きな朗報です。そしてつい最近、伊那市荒井に「鷲見わしみ産婦人科」が開業し、伊那市ばかりか上伊那の住民にとっても安心の環境が充実してきました。良い知らせは続きます。「菜の花マタニティクリニック」には、東京から子どもの教育移住で来た女性医師と、長野からの男性医師の2人が新たに加わりました。これで伊那中央病院の産婦人科医6人と、従前から市内で開業している病院、医院に加え、前述の菜の花マタニティクリニック・このはなクリニック・鷲見産婦人科を合わせて、伊那市内には産婦人科・婦人科の病院・医院が7ヶ所、ドクター数は全部で14人となりました。安心が重層する伊那市です。
 令和2年(2020年)から始まった伊那市モバイルクリニック事業、医師の乗らない移動診療車「INAヘルスモビリティ」も好評で、市内12の医療機関が共同利用しています。移動診療車は、需要の高まりから今年の10月には、妊婦健診・産後健診専用車両の導入も計画しています。婦人科相談の利用として、中学校・高校の女子生徒を対象とした女性特有の悩みなどをこのモバイルクリニックが学校などに赴き、クリニックの婦人科の先生らが、オンライン相談できる新たな活用も始まりました。

お問い合わせ

伊那市役所 総務部 秘書広報課 広報広聴係

電話:0265-78-4111(内線2131 2132)

ファクス:0265-74-1250

メールアドレス:his@inacity.jp

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