たき火通信 其の二十七
ページID:206619792
更新日:2014年10月1日
地元の木にはぬくもりがあります
日本酒で乾杯
会議などで机の上に置く席札は透明で三角形のプラスチック製のものが一般的です。また出される飲み物も「お~い○茶」とか「○○○リーの烏龍茶(ウーロンチャ)」などがよく使われていました。それはそれでいいのですが、「よくよく考えれば、別の方法もあるよね」、「地元にだってあるよね」との職員からのひと言でした。そこで市役所では会議用席札は、伊那市内の家具職人さんや市内に本社を置く企業に、地元の木(ヤマザクラ・カエデ・カンバなど)を使ったセンスのいい素敵な席札を制作してもらって、だんだんにプラスチックから木製に換えることにしました。そして飲み物もJA上伊那の牛乳・ジュースや、地元企業で製造しているペットボトルの水、缶ジュースなどに切り替えました。さらに宴席などでは「乾杯は日本酒で」と、職員に協力を呼びかけています。その心は、「地元農家のみなさんが作ってくれたお米と、そのお米でできた地元メーカーのお酒を、地元に住んでいる私たちが飲まなくて誰が飲むのだ」というものです。もちろん強制はできませんから、賛同・共鳴・共感してくれる職員にお願いしています。職員からの「せめて真夏のクールビズの間は、ビールで乾杯させてくれ」との声に気持ちはグラグラしながらも、日本酒で乾杯し続けています。建前と本音の違いが辛い乾杯の夏から、虫が鳴き風月と日本酒を楽しむ秋へと変わっていきます。みなさん、ぜひ乾杯は日本酒で。ついでに私はできるだけ常温のお酒を飲むことにしています。「エコ酒で乾杯!」意味わかります?
平成24年9月 白鳥 孝
お問い合わせ
伊那市役所 総務部 秘書広報課 広報広聴係
電話:0265-78-4111(内線2131 2132)
ファクス:0265-74-1250
メールアドレス:his@inacity.jp