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たき火通信 其の五十一

ページID:732391241

更新日:2014年10月1日


高遠城址公園の紅葉

紅葉(もみじ)と観光

 山本勘助(やまもとかんすけ)は武田信玄の軍師として知られています。そして勘助は高遠城の築城にも携わっていて、今でも高遠城址公園の西側にある広い駐車場の南半分あたりは、その名に因(ちな)んで「勘助曲輪(かんすけぐるわ)」と呼ばれています。その曲輪の三峰川側に落ちる土手の縁には、樹齢を知らない、太いカエデの大樹が10数本あります。数年前、このモミジの紅葉が朝日に輝き、自然の挙動を織り込むような姿を目にしたことがあります。神々しいほどの、息をのむような光景です。11月初旬、中央アルプスの峰々には今年の冠雪(かんせつ)が白く、空木岳(うつぎだけ)から檜尾岳(ひのきおだけ)に続く稜線が初冬の風情を見せている頃のことです。青い空と雪をいただいたアルプスを背景に、勘助曲輪の赤く染まったモミジの樹々が、雄大な景観を創り出しています。まさに堂々とした「絶景のモミジ」です。また、高遠城址公園内にも沢山のモミジがあります。この「絶景のモミジ」を含めて公園内には約250本があります。高遠閣の前には艶(あで)やかなモミジが、空堀(からぼり)の中にも色とりどりのモミジが、そして新城藤原(しんじょうふじわら)神社のあたりにも美しいモミジがあります。
 高遠城址公園のモミジを核に、1.お隣、箕輪町「もみじ湖」の約1万本のモミジや、2.南アルプス林道のカツラ・ダケカンバ・カエデ・ナナカマドなどの赤や黄色の広葉樹と、ツガ・トウヒなどの常緑樹がアクセントを添えて混交する大パノラマの紅葉、3.長谷湖のコバルトブルーに乳白色を加えた神秘的な湖面と、絶妙な雰囲気を醸(かも)し出す湖畔のモミジ、4.数ある古刹(こさつ)名刹のモミジなど、紅葉の名所を組み合わせることで、9月中旬から11月中旬にかけての約2か月間は「紅葉を存分に楽しめる」地域として全国に売り出すことができます。

 平成26年10月 白鳥 孝

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メールアドレス:his@inacity.jp

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